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正中線をずらす


今回は、正中線をずらすということについてお話ししていきます。

正中線をずらすことによって何ができるの?疑問に思われる方も多いと思いますので、詳しく解説していきます。


まだご覧になっていない方は、こちらのページを先にご覧になることをオススメします。




・正中線をずらすとは?

・正中線をずらすことによって得られること

・実際にはどうなっているか

・まとめ

正中線をずらすとは?


ここでの正中線とは、体の中心を縦に走る線のことを指します。下記の画像では、黄色線です。


この正中線をずらすことが、重要になってくるのですが、具体的にはどのようなものなのでしょうか?


「ずらす」とはどのようなことかと言いますと、軸回旋のことを指します。

軸回旋というのは下記の動画をご覧ください


この軸回旋を相手に対して起こすことが、次のポイントに繋がります。



正中線をずらすことによって得られること

この動きは、オフェンス時に非常に重要な要素です。これを行うことによって、オフェンスの動きかたでも説明した通り、相手に対して速く動きているように見せることができ、より有利な状況にすることできるようになります。



オフェンスの動き方でもそうですが、上体の動きが相手を抜くため、自分が有利にボールを扱うために、大切な動きとなります。それは、ディフェンスの動き方で詳しく説明しますが、ディフェンスはボールを見ることより、相手についていくことの方に意識を置くことが重要で、ボールに意識が向くと動きが遅くなり、相手に対して動くことができなくなってしまうためです。


ですので、相手に意識を置くディフェンスに対して、正中線をずらす動きを細かく速く行うことで、より相手に速く動いている、動きについていきにくいと思わせることができます。



実際にはどうなっているか

ここで実際にはどのように動くことが必要か話していきたいと思います。

相手と正対してしまったり、1対1の状況になってしまったりした場合、自分の正中線を相手の正中線から外して動くことによって、相手のディフェンダーはついて来にくくなります。


では実際に動画を見てみましょう。



このように、自分の正中線をずらすことで、速く見せることとができます。

実行するにあたって重要なことは、速く細かく動くということです。そうすることで、相手は反対方向や、正対したポジションより動きにくくなります。その点を意識して実施していきましょう。


最後に、メッシ選手の動画を見てみましょう。



最初から相手と正中線を合わせていないことが見て取れます。

そして剥いた後は相手の正中線へ入り込み、完全に振り切っています。

このように入りこむことも、横へのコンタクトで解説しています。ぜひご覧ください。



最後にバスケットボールのプレーになってしますのですが、

NBAのジェームズ・ハーデン選手のプレーがとても参考になります。ぜひご覧ください。

特に1分15秒からのプレーがわかりやすいです。


まとめ

オフェンスは正中線をずらす、ディフェンスは正中線を取りに行くを徹底的にやっていきましょう!



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